こんにちは勝又です
前回のレンズのブログで
クラシックに映るレンズのブログを書きました
今回は本物のビンテージレンズです
Leitz社 elmar 3.5cm F3.5 です
今のM型と違いL型でバルナック時代に作られたもので
およそ80年前のレンズです
パンケーキ型のルーツとも言われるドイツレンズ
球数が多いですが状態が良いものはなかなかなく
あっても高かったり、売り切れていたり、
特に50mmは多いですが、35mmはなかなか出てきません
探しに探して格安で状態が良いものを見つけました
シンプルな構造故にフレアやゴーストも出ますが
そこが良いです
レンズ構造から抜け感が好きなレンズです
昔のドイツの職人さんが手作りしているので
個体差があるようですが
同じレンズを何本も集めるマニアさんもいるようです
このレンズはまだ使い込んでいませんが
試し撮りの画像です
ピントが合う部分のキレは意外とありますが優しいです
ブログ用に画質は落としてありますので本当はもっとクリア
ボケ方に独特なムードがあって
周辺光の落ち方もまさにビンテージ
戦前のレンズです
色乗りも面白い
モノクロで撮ってみても良い感じ
黒の階調を優しく表現してくれて
今のレンズにないかっこよさがある
80年たってもこの写り方
歴史を感じ渋いです
レタッチなんてしなくても全然かっこいい
むしろビンテージの良いレンズはレタッチすると良さが
消えてしまう気がする
今度コンテストで京都に行くので
撮りまくってまたレポートします
前回のビンテージ風レンズと本物のビンテージ
好みはありますが
昨今写真は加工でどうにでもなってしまいますが
やっぱり本物は唯一無二
色褪せませんね
80年前のレンズで切り取る京都
楽しみです