こんにちは勝又です
(じゃあどうやって切るのかって)
今日は美容師さんの練習の一面を
美容師さんってヘアスタイルを人形の頭で作り練習します
アシスタントの時もスタイリストになっても
アシスタントの時はカットやカラーやパーマなど
お客様に提供できるレベルになるために練習して
スタイルが作れるようになるために、俗に言うスタイリストになって
お客様の髪を切れるようになるために
もちろんお店単位で勉強方法も、レベルや合格ラインも違います
そしてスタイリストになっても、新しいスタイルの勉強や
今までの技術のアップデートに度々人形の頭で練習します
お客様では切っていますが、技術が古くならないようにとか
新しいヘアスタイルとか、後輩に教えるためとか
コンテストとか度々人形の頭で作ります
この練習がスタイリストになってから差がつくんです
ただ今やウイッグも高くなってきました
無駄にはできません
そこで
こんな練習方法もあります
はい
これ何かわかりますか?
実は髪型の設計図なんです
料理にもレシピがあり、それによって美味しさや、安定した味を提供できたり
伝えたりできます
建築にも設計図がありきちんと作ることができます
設計士と大工さんのように役割があります
ヘアスタイルにもこのような立体図があってスタイリスト達は頭の中で一人一人の
お客様の髪型を考えて、カットしています
僕の頭の中ですw
こんな感じで、デッサンして平面図があって
ここから立体図を作ります
何やら難しそうですよね
はい、いきなりでは難しいんです
基礎の練習の時から、コツコツ書いて切ってを繰り返して
精度をあげて複雑なものが書けるようになります
だからコツコツ積み重ねるんです
単純にカットできれば書けるはずだし
書ければ切れるはずです
ただそこは人の手、なかなかそうもいきません
平面に起こしたものを立体にする訳ですから
聞いた話では美容師さんの中でもあまり書ける人はいないようです
感覚で切れる人もいますが
理論と感覚の両方が大事なこの世界
設計図も美しく作ります
人形の頭を切らなくても、紙とペンがあれば少ない時間で効率よく
場所も最小限でできるトレーニング
JAZOOでは今スタイリスト達みんなで、そのクオリティーを上げています
書き方にもルールや定義があるので、デタラメにならないように
しっかり監修もしてもらいながら
こういう立体図のトレーニング方法も楽しくやっています
今日はこんな一面のお話でした